ビヨンドSDGsに向けた科学アジェンダが国連STIフォーラムに掲載
Press Release
2026.05.12
ビヨンドSDGs官民会議 理事長の蟹江憲史氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授)らによるポリシーブリーフ「SDGsの効果的実施とその先に向けた科学アジェンダ」が、国連STIフォーラムのウェブサイトに掲載されました。
本ペーパーは、2026年1⽉および2⽉に実施された科学技術振興機構(JST)⽀援のワークショップの成果をもとに、SDGsのこれまでの成果と課題を整理するとともに、2030年以降の国際⽬標論議を支える科学的知見の⽅向性について提⽰するものです。
議論では、SDGsの実装における課題として、評価・検証メカニズムの不⾜や、グローバルからローカルへの接続の弱さが指摘される⼀⽅、AIやデジタル領域など新たな課題への対応の必要性も強調されています。
また、ウェルビーイングや包括的富(inclusive wealth)といった概念を取り⼊れた「Beyond GDP」の指標や、シナリオ分析・シミュレーションを活⽤した政策設計の重要性も⽰されています。
ビヨンドSDGs官⺠会議では、本ポリシーブリーフを、2030年以降の国際⽬標に向けた重要な知的基盤の⼀つと位置づけています。今後、分科会での議論をベースにしながらアジアをはじめとする多様なステークホルダーとの対話を通じて、具体的な提⾔形成へとつなげていきます。